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ベルーガグループセッション 野村
2021.9.21
ベルーガzoomグループセッション
ファシリテーターは加藤 貴子さん
今回は、シャネルがシャネルになる前を描いた映画、「ココ・アヴァン・シャネル」をみんなで鑑賞して、感じたことをアウトプット
人は自分が見たいものしか読み取れないから、同じ映画を観ても感想は人それぞれ。その感想から、その人の潜在意識にあるものが読み取れる。
作中、ココ(シャネル)は一貫して、自分らしさを押し通す。周りから浮きまくっても、動きやすくシンプルで楽な服だけを着る。
そんなココも、最初からファッションデザイナーになりたいと思っていたわけではなく、はじめはただパリへ行きたい、富と名声がほしい、と言っていた。
ココを世界のデザイナーにしたのは、反骨心溢れるココに興味を持ったまわりの人たち
愛人、友人、恋人
パトロンになったり、才能を見抜いてアドバイスをくれる
ココはただただ、自分らしくいて、そんな自分を誇っていて、その結果徐々に成功していく
私が映画から読み取ったのは、前半はココの淋しさ、怒り、焦り、いらだち、孤独
ココは自分自身を誇りに思っているのに、自分のことを好きなはずの人が私を恥じている苦しさ
(バルサン氏からすれば、恥じるというよりココが周りから浮いてバカにされたりするのが心配で守りたかったのかもしれないし、それはココも感じていたかもしれない)
そんな心配など無要になるくらい早く自立し豊かになりたいという焦り
後半はありのままの自分を尊敬を持って愛してくれる人がいる喜び、幸せ
そして認めてくれる人が増え、自信をつけ、自分を信じるうちに、最初のころはただの男装まがいだったココのファッションが、だんだん洗練されていって、ココ自身見た目もとても魅力的になっていく
誰でも結婚するのが当たり前の時代に、「私は誰とも結婚しないわ」と言うココが、誰よりも自由で輝いていて、素敵な恋をしていて、幸せに見える
どんなにこれが女の幸せの道というのがあっても、そこで自分らしくいられないと幸せではないということ
ありのままの自分を受け入れてもらおうと思ったら、まず自分がありのままの自分に自信を持つこと。
今回は、自分の潜在意識にあるものがよくわかりました。人と比べること、どうしてもあるけれど、自分が幸福で恵まれていることはじゅうぶん解っているので、自分を信じることを忘れずにいきたいと思いました
私は私でいい、好きな服を着よう☆
(美容室Beluga) 2021年9月27日 18:01